資格取得のために 准看護師制度による通信制教育

准看護師制度による通信制教育

現在、准看護師として仕事をしている人もいると思います。いずれは正看護師の資格を取りたい、と思っている人も多いでしょう。実は現在、看護師の拡大を図るため、厚生労働省により2年家庭通信制などが設立され、准看護師が看護師へと進む道が開けてきているのです。そこで、準看護師制度による通信教育の概要についてみていきます。まず、2年過程通信制の趣向としては、准看護師が看護師の資格を取得することが目的です。入学資格としては、免許を得てから10年以上准看護師として仕事をしていることが必要となります。入学後は2年以上の修業が必要となり、教育内容としては現行2年過程と同様のものです。以前まで、准看護師が正看護師の資格を取得する際は、学校などに通うことが必要でした。しかし、今回の制度により、養成所が設置している授業を2年通信教育として学ぶことで、資格取得の条件を満たすことが可能となったのです。通信教育では添削指導を行ったり、実習や面接授業なども組み込まれています。単位取得が必要となり、1単位毎に単位認定試験を行って進めることになるようです。放送大学などの利用も可能で、放送大学の場合は履修科目免除なども受けることができます。このような制度になれば、仕事を続けながら気軽に看護師資格を目指すことができるでしょう。いずれは看護師の資格を取得したいという准看護師は、この制度をきっかけに看護師資格を目指してみませんか。通信教育であれば自分のペースで学ぶことができ、仕事や家事との両立も行いやすいはずです。